
セミセルフレジ
セミセルフレジ・精算機を
徹底比較!
新規開業や1〜数店舗を運営する小規模薬局にとって、POSレジ選びは今後の経営を左右する重要な決断です。
「初期費用を抑えたい」というコスト面も重要ですが、複雑化する各種制度(インボイス・選定療養など)への対応や、
万が一のシステムトラブルが起きた際の安心感も妥協できません。
本記事では、コストと機能のバランスに悩みやすい小規模・新規開業の薬局様に向けて、後悔しないレジの選び方と、
汎用型から薬局専用型までおすすめの5機種を比較・解説します。
小規模・新規開業時から「将来の成長」や「安定稼働」を見据えておくことが、結果的に無駄なコストを省くことにつながります。
以下の基準で選定することをおすすめします。
01
薬局のレジ業務は、処方薬(非課税)とOTC医薬品(課税/軽減税率)の同時会計や、選定療養制度への対応など、一般的な小売店とは異なる特有の運用が求められます。
さらに、施設基準や多店舗展開に伴う管理業務、患者様ごとの未過収金管理など、薬局特有のバックオフィス業務への対応も重要なポイントです。
法改正に合わせて薬局業務に特化したアップデートが継続的に実施される「調剤薬局専用設計」のシステムを選ぶことで、会計業務だけでなく管理業務全体の負担を大きく軽減できます。
02
医療機関において、会計システムの停止は患者様のクレームや業務の完全ストップに直結します。平日だけでなく、土日や夜間を含めた「24時間365日対応の保守サポート」が用意されているかは、小規模でシステム担当者がいない薬局にとって極めて重要な安心材料です。
03
感染症対策や釣銭ミス防止に有効なセミセルフレジですが、店舗によって最適な形は異なります。
スタッフが商品登録を行い、患者様がその場で支払う「対面型」、登録後に患者様が専用の支払機へ移動する「分離型」に加え、商品登録から支払までを患者様ご自身で行う「精算機型(フルセルフ)」など、さまざまな運用スタイルがあります。
自局のレイアウトや導線、患者様の年齢層、スタッフ体制を踏まえ、無理なく運用できる方式を選べるかを確認しましょう。
04
新規開業時でも、将来的な2店舗目、3店舗目の展開を見据えておくことが重要です。
複数店舗の売上集計や、本社(本部)業務を効率化する会計仕分機能など、経営をサポートする拡張性が備わっているシステムを選ぶことで、長く使い続けることができます。
汎用的に使えるシステムから、薬局業務に特化した専用システムまで、厳選した5社の特徴を比較しました。
比較項目 | スマレジ | POS+ | BCPOS | Plat's | NeoPOS Pharmacy |
|---|---|---|---|---|---|
タイプ | 汎用型(タブレット) | 汎用型(タブレット) | 専用型(PC/据え置き) | 専用型(PC/据え置き) | 専用型(PC/据え置き) |
レセコン連携 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
薬局特化の継続アプデ | △ (アプリ追加) | △ | ◯ | ◎ (専用設計) | ◎ ( 専用設計 ) |
セルフ化の柔軟性 | ◯ (対面対応) | ◯ (対面/精算機対応etc) | ◯ (対面/精算機対応etc) | ◯ (対面対応) | ◎ (対面/分離/精算機対応) |
サポート体制 | メール/電話(有料等) | 365日電話受付・ | 平日無料/有償365日 | 要問合せ | ◎ (24時間365日の電話受付) |
多店舗・本部管理機能 | ◯ | ◯ | ◯ (オプション) | ◯ | ◎ 集計/仕分あり |
※「要問合せ」等の項目は公開情報に基づきます。各社の正確な費用は直接お問い合わせください。
各社の強みと、どのような薬局に向いているかをご紹介します。
【汎用型POSレジ】初期費用を抑えやすく、手軽に導入できる

iPadなどのタブレットを利用し、0円のプランから初期費用を抑えて手軽にスタートできるクラウド型POSレジです。
必要な機能をアプリとして追加していく形式で、専用アプリを追加することでNSIPS対応のレセコンや電子カルテとの連携が可能になります。
領収書に印字されたバーコードを読み取る運用(NON-PLU対応)も可能で、自動釣銭機や各種キャッシュレス決済と組み合わせることで非接触・非対面での会計を実現し、衛生面の強化にも役立ちます。まずは最小限の構成で始めたい小規模店舗に適しています。
引用:スマレジ 公式サイト

クリニック向けのクラウドPOSで、豊富なオプションプランから自店舗に合った機能を組み合わせて利用できます。
汎用型の中ではサポート体制が充実しており、365日対応の電話サポートや全国駆けつけサポートが標準で用意されているのが強みです。
EMシステムズなどの調剤システムとの連携実績も豊富で、非課税や軽減税率など複雑な会計処理にも柔軟に対応します。
さらに、複数店舗の売上や商品動向、在庫データをクラウドで一元管理できる本部機能が強力で、各店舗の状況をリアルタイムで把握し、在庫の最適化や効率的な多店舗展開を支援します。
引用:POS+ 公式サイト
【薬局専用型POSレジ】薬局特有の制度対応や機能が充実

調剤薬局向けの機能がオールインワンで搭載されたパソコン型のPOSレジです。既存のWindows PCを活用した導入も可能で、機能とコストのバランスに優れています。
NSIPS連携による処方箋とOTC医薬品の同時(合算)会計はもちろん、選定療養制度やセルフメディケーション税制、インボイス制度など最新の法改正にもスピーディーに対応しています。さらに免税電子化にも対応しており、インバウンド需要がある薬局にも適しています。
ハンディターミナルを使った在庫管理機能や、通常レジからセミセルフレジへの運用切り替えが柔軟に行える点も評価されています。
引用:BCPOS 公式サイト

保険調剤薬局向けに開発され、薬局特有の複雑な会計業務をシンプルに処理できる専用システムです。信頼性の高いNEC製のハードウェアを使用するケースもあり、省スペースかつ安定した稼働が期待できます。
調剤会計とOTC等の一般商品の同時会計に対応し、税率単位ごとの合計金額のレシート印字や、セルフメディケーション税制の対象明記などもスムーズに行えます。
また、患者ごとや施設ごとの未収金の一括管理、返戻金によるマイナス会計などにも対応。有人レジ、セミセルフレジ、フルセルフレジなど、店舗の規模や1日の処方箋枚数に応じて最適なハードウェアを選択できる柔軟な運用が可能です。
引用:Plat's 公式サイト
【総合力・サポートに優れた専用型】

調剤薬局「専用」に設計されており、複雑化する薬局業務に特化したアップデートが継続的に実施される、高い信頼性を持つPOSレジです。 処方箋データと連動した患者情報の呼び出しや、OTC医薬品との同時会計に標準対応し、スムーズでミスのない会計業務を実現します。
スタッフが登録して患者様が支払う「対面型」や、登録後に支払い専用機に誘導する「分離型(現金払い専用など)」のセミセルフレジに標準対応。 店舗のレイアウトや導線に合わせて、衛生面・ミス防止を両立させた最適な会計スタイルを構築でき、患者様の安心感とスタッフの業務効率化を同時に叶えます。
医療現場を止めない「24時間365日」の保守サポート体制を完備。 小規模や新規開業でシステム専任者がいなくても、万が一の際にいつでも頼れる環境が整っており、大規模チェーンも納得の安定稼働を誇ります。
小規模や新規開業の段階では、一見すると汎用型タブレットレジの安さが魅力的に映るかもしれません。
しかし、薬局特有の「レセコン連携の確実性」「選定療養など複雑な計算への自動対応」、そして何より「システムが止まった際の即時サポート」を考慮すると、「最初から調剤薬局専用に設計された、サポートの厚いシステムを選ぶことが、結果的に最も投資対効果(ROI)が高くなります。」

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